【2016インタビューシリーズ2】志垣先生(HFL)・山田先生(数学科)

9:40
『インタビューシリーズ』はSGHガイドブックチーム(詳細はこちら)が
2016年12月にインタビューした内容を記事にしたものです。

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「関西学院千里国際(SIS)のSGHって何だろう?」
この問いに答えるために、結成したSGHガイドブックチーム。
第2回目はHFL科の志垣先生、数学科の山田先生からお話を聞くことにしました。

先生は普段どんな想いを大切にしながら授業しているの?

ふみか:SISは開校以来グローバルリーダーを育成する教育を行っていますが、先生達はそのような人材を育てるにあたってどういう事を意識しながら授業を行っていますか?


志垣先生:生活科学はその分野で進んでいく子はあまりいないので、便利な日本じゃなくて色んな場所に出ても、自分で生活ができるようにさせたいと思っています。自分である程度生活できないと、叶えたい夢がかなえられなくなるかなぁと思うので。最先端では応援できないけど、その力を出す支えというか、足元を支えてあげられたらなっとは思ってます。


ふみか:じゃあ数学の方はどうでしょうか?


山田先生:思考力を鍛えるっていうことに重きを置いてやってきた歴史があるのかな。例えば開校して7,8年後から生徒全員に持たせてたグラフ電卓。日本の数学の教科書の問題とはちょっと違った、手計算では難しい問題
をグラフ電卓で解かせるので思考力が鍛えられます。あとは生徒の解答を大事にする・引き出すというか、考えさせる時間をできるだけ作るようにしてますね。
写真:生徒が解答を発表している様子

ふみか:へえー。じゃあ生徒から答えを引出すためには具体的にどうやって?


山田先生:今話題のアクティブラーニングで、その種をまいて生徒たちに考えさせる。そういう所に主眼を置いてるかな。だから生徒達に解答を発表してもらったりしてる。


志垣先生:数学の答えっていつも一個だけどそれにたどり着く道筋がいっぱいあるからすごい柔軟な思考に繋がるよね。




数学を勉強すると身に付く力とは?
山田先生:ほんとはね、演習的な授業があったらすごく数学が楽しいんだけど。でも去年(2016年)、生徒数・開講クラスが増えて演習をいくつか閉じたんだ。それがすごい僕としては悔しい。

津高先生:やっぱり演習に数学の面白さが?

山田先生:やっぱりそうでしょう。教科書の内容をある程度理解することは大事だけど、やっぱり学んだ知識を使っていくつかの単元の融合問題を考えていくっていうのはやっぱり面白いし、新しい発見をするってなかなかレベルが高いことで。

ふみか:その演習は普通の授業と何が違うんですか?

山田先生:問題を解く。みんなで考える問題演習。例えば数1と数Aを取り終わったら、数1と数Aの自分が学んだ内容を使うような問題がある。与えられた知識を使い、どうやってその答えまでたどり着くか、解答のプロセスをしっかり訓練する。それって別の場面でも絶対使えると思うんだよね。例えばSGHでやってる論文。

ふみか:あぁー確かに。

山田先生:数学を勉強したっていうそのことが自分の言いたい結論を持っていくためには、どんなことを調べて、誰にインタビューして、それで集まったインタビューの内容から何が必要で、次何しないといけないかっていうことを考える事に数学は繋がってるんじゃないかと僕は思うんだよね。

ふみか:なるほどぉ。

山田先生:だから数学を勉強するってことはとっても論理的な思考力が鍛えられて、とっても人と話すときに有効だと思うんだよね。数学そのものは使わないけど、数学を使って考えてきた思考っていうのが他の場面に応用できる。

志垣先生:そう、道筋を考えるっていうのがね。

ふみか:私もリサーチ&フィールドワークを取ってた時にすごい数学の必要性を感じました。情報を分析する時も文字だけ考えるんじゃなくて、図にした方が頭の中で整理しやすかったし。


本当は言ったらダメだけど、データのごまかし方教えます(笑)
写真:授業中も笑いが絶えない山田先生
山田先生:言っちゃいかんと思うんだけど、データ分析でアンケートを作ったけど、それが自分の思うような結果が出なかったって場合もあるじゃん。でも見せ方でごまかすことが出来るわけ。

志垣先生:はははっ(笑)

山田先生:例えば一つの同じデータでも円グラフにして%で見せる場合と、積み上げ棒グラフにして数字で見せる場合で全然見た目・印象が違うからね。

ふみか:確かに!

山田先生:同じデータでもどんな風に相手に見せるかによって与える印象は違う。説得力持って話せたり、論文書けたりできるって意味では数学はとっても良いと思うから、履修した方が良いよ(笑)。
論文は感情だけ述べる感想文とは違うしね。

志垣先生:感情だけだと「主観やろー」っで終わっちゃう(笑)

山田先生:そうそう、そこでやっぱりちゃん裏付けのデータがあると人は一発で納得するので。


SISの授業や課題は大学での学びにも繋がる!
志垣先生:でも私達ってそういうの全然勉強してきてないからぁ、

山田先生:でもね、僕はここの卒業生でしょ、だから僕は比較文化とかで資料集めて分析して発表するっていうのをやってたので、大学生になった時にやっぱり楽やったね。

志垣先生:なんとなくアイデアがあるって感じやんねー感覚的に。

山田先生:そうそうそう、それはあったかも。

ふみか:じゃあSISの授業の課題をやる中で自然と自分で考える力とかがついてたということ?

山田先生:自分で考える力は多分数学の勉強とかだと思うんだけど、論文の書き方とか手法は知ってたので得というか楽だった。あと、英語の授業も受験英語に特化しないっていうのが多かったのがすごい良かった。大学で受けるような教育を在校中にたくさんやってきたので。


SGH科目は超大切!でもその大切さに気付くのは大人になってから⁈
ふみか:じゃあもし先生がSGH校に通ってたらどんな学校生活を送ってたと思いますか?在校生へのアドバイスでもOKです。

山田先生:もしアドバイスをって言われたら、ぜっっったい役に立つから、絶対にやってた方が良いよっていうのは言えるかも。

ふみか:その役に立つっていうのは?

山田先生:大学生や社会人になってからも多分同じようなことがあると思うんだ。1つ1つの教科ができるとか知識があるとか以上に、どんな題材が与えられてもどんな事をしなきゃいけない場合であっても、論文を書く、そのーなんて言うかな・・

志垣先生:プロセス。

山田先生:そうそう、それってやっぱり使えると思うんだよね。あとすべてのベースになってる学習が多分SGHプログラムだと思うので、生徒にアドバイスをするんだったら何よりも一生懸命取り組んでほしい科目が、知の探究であり、リサーチとフィールドスタディであり、課題研究論文かなって僕は思う。

志垣先生:私は高校の時、調べたり本読んだりは好きだったけど、それをどう次に繋げるかっていうの一切教えてもらってないから、ほんとはそれをどういう風にまとめたりとか次に繋げていくかを教えてもらえたら、すごい良かったやろうなって思う。でもそういうのを今SGHで教えてもらえるやん?

山田先生:勉強の仕方の勉強だよね。

ふみか:活用しない手はないですね!

山田先生:でもそれは教員になって働き出したら「これってやっぱり

山田先生・志垣先生:大事だよー」って

山田先生:いつも思うわけでー、

志垣先生:やっぱりねぇ、ははははははっ(笑)

ふみか:でも今いる在校生にも気づいてもらいたいですね(笑)

山田先生:そう。だから先へ進んだ自分が、こう上から見ると「あっほんとに大事なことなんだな」って今は心底わかるので。だから伝わらないかもしれないけど、今の在校生には大事にしてほしい授業だなぁと思う。
写真:HFLの調理実習の様子

山田先生:数学とかその分野に進んだら何か役に立つけど、進まなかったら数学そのものをあんまり使わなかったりするもんね。

志垣先生:そうですね。

山田先生:じゃあ何が残るかって言ったら数学的な思考が残る。で今回のSGHは全てのベースになるものだからどこに行っても多分使えるから大事。

津高先生:全てのベースになるという点はHFLと共通?

山田先生:そうだね。HFLは生きるためのベースになるスキルを学びますもんね。.....(笑)

志垣先生:はははははっ(笑)

ふみか:じゃあベースとスキル、片方かしか持っていなかったら、それを活用することは出来ないということですかね?

山田先生:知識がない人は考えられないし、考え方知らない人はその知識があったって応用して考えろって言われたら考えられないわけで。

ふみか:あぁー、なるほど。


グローバルリーダーって何?先生自身はどんなグローバルリーダー?
ふみか:生徒をグローバルリーダーとして育てるために先生自身はどんなグローバルリーダーでありたいと思いますか?

山田先生:じゃあグローバルリーダーの定義は何?

津高先生:SGH的に言ってるのはグローバルリーダーってそのグローバル社会に住んでるだけでもうグローバルな課題とは切っても切り離せない個人になっていると思うんです。だからそういう社会に住んでて、グローバルな課題に関して専業主婦だったり、事務総長だったり、色んな立場から行動を起こしている人をグローバルリーダーって言って、それをそれぞれが持ってるグローバルリーダーシップだという風に考えています。

志垣先生:私はやっぱり偏見がないようになりたいなとは思いますね。色んな差別とか偏見とかあるじゃないですか。それは無意識のうちにどんどん身に付けていってるんだと思うんだけど、それがなるべくないように、公平に接するようにはなりたいなと思っていますね。

ふみか:あーーぁ。なるほど。

山田先生:世界で通用する、えーでも数学って世界で通用する思考力じゃないの?まあ数学だけじゃないけど。だから数学を教えてる事で貢献してるって事なのかな?あとは微力だけど誰もいない教室の電気や暖房を消したり。1人が1人が100%頑張ってもダメなんだけど、1000人が1%頑張るだけで効果は大きいわけで。そういう意識をみんなが持てれば良いと思うけどね。


生徒にどんなグローバルリーダーになってもらいたい?
ふみか:ではどんなグローバルリーダーを育てたいですか?
写真:生徒に優しく対応する志垣先生

志垣先生:何だろ。世界に出て行ってリーダーになれる人ってそれほど多くはないと思うし、全員が全員そうなる必要はないと思うんだけど、自分の与えられた場所で自分の力を発揮して気持ちよく生きていける、そんなある意味リーダーになって欲しいかな。

山田先生:自分の意見だけを感情で物言うのではなくてデータ収集をし、分析をし、きっちりとした論理展開を持って、発言をする中で世界を良いように変えていけるようなそういう人材かな。

ふみか:ああー。なるほど。すごい数学の要素も入ってますね。

山田先生:理系に進まない子達にも考え方をしっかりと身につけて、世界に貢献するためにどんな分野へ行っても、ちゃんと理論とかデータで裏付けられた根拠を持って政策とか改革が出来る人になってくれたら嬉しいなって思います。

志垣先生:でもなんか「世界」と言うと少しかけ離れた世界とイメージするけど、身の周りも世界だから、このちっちゃな世界とかい離したリーダーになっても意味がないかなーと思う。まず自分のちっちゃな世界の繋がりを大切にしてほしいな。

山田先生:グローバルよりもソーシャルが先かもよ。

志垣先生:そうね、こう世界と、繋がってるのかって分かって欲しい気がする。


ふみか:なるほど。滅多に聞けないHFL×(かける)数学のお話はとても興味深く、面白かったです。
先生達の思い、そしてSGH授業の大切さが今回のインタビューを通してSIS生に伝わりますように。
ありがとうございました!

【2016インタビューシリーズ1】井藤校長先生・田中教頭先生

10:00
『インタビューシリーズ』はSGHガイドブックチーム(詳細はこちら)が
2016年12月にインタビューした内容を記事にしたものです。
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「関西学院千里国際(SIS)のSGHって何だろう?」
この問いに答えるために、結成したSGHガイドブックチーム。
第一回目は校長の井藤先生、HS教頭の田中先生からお話を聞くことにしました。

SGH校に指定されて起きた変化!?
ふみか:SGH校は全国で123校ありますが、その中でのSISの特徴というのは何ですか。

きほ:他にもSGH校はたくさんありますけど、ここは全然他のとこと違うよ、という大きな特徴を教えてください。

田中教頭先生(以下田中先生):うちが一番こだわったのは全員が参加する!これは大事。基本的にはやりたい人がやるという感じでやる学校が多いが、特別な活動ではなくてこれは全員が必ず学ぶべき大切な教育の根幹と考えている。

井藤校長先生(以下井藤先生):この学校は元々探究型の学びを創立時からしっかりやってきました。色んな授業でディスカッションしたり文章を書いたり、発表をしてきました。比較文化の授業では全員が作る論文になりましたね。SGH校に指定されてから教科を超えて全員が学校の論文としてするようになりましたね。
一つの論文を書くにも色んな教科の先生と話したり、教科を超えて先生と繋がってやっていくっていう形に変えたことはSGHとしての学校の中の変化!

きほ:なるほど。

田中先生:別の見方からすると、帰国生の学校でインターンシップがくっついている環境の中で探究型の勉強の仕方は自然と、この学校の中には根付いていた。つまり、SGH的な教育という、自分で答えを見つけていこうとして、自分から学んでいこうと意気込み、自分の考えをはっきり表現し、意見を聞いて自分のものにするとか、っていうのが学校の中に根付いていた。
だからこそ今までやってきたことを整えてSGH校指定を機にもっとパワーアップしましょう!良い機会だからもっと前に行きましょう!って進んでいるのがうちらのSGHプログラム。



SISで行われる教育のベースって?
ふみか:では、アクティブラーニングを活性化させる中で意識していることはありますか。

井藤先生:ひとつには、IBの学びのスタイルを参考にしているところですね。
10年生のSGHの授業の中に、TOKっていうIBのスタイルはそこにさりげなく入ってますね。
それから論文書くことにはIBの人がやっているExtented Essayって言ってる。

きほ:そうだったんですね。SGHの授業に取り組んでいる最中には気づきませんでした!知らぬうちにIBの学びにも触れていたわけですね。 

井藤先生:フィールドスタディーに行く考え方もIBのCASの発想を参考にさせていただいています!前面には出していないかもしれないけど、OISと一緒にやってきた私達にできる強みとしてそのような要素を取り入れている。 

世の中で大活躍できるスキル、レジリエンスとは!?
ふみか:どんな思いがあって先生達はSGHプログラムをもっと充実させていこうと思っていますか?

井藤先生:レジリエンスという言葉が一つ当てはまりますね。レジリエンスに富んだグローバルリーダーを育てます。 

ふみか:レジリエンスっていうのは、我慢という意味ですか?すいません、知らなくて!

田中先生:レジリエンスというのは、折れない気持ちというか、気持ちの粘り強さを強くすること。SISでこれまでも自分で時間割作って自分で関心のあるところに自主的に関わり、どんどん動いたきた。でもこの世の中に出て苦しい経験もするかもしれない。だから高校の間に色んな人にもまれながらしっかり世の中を生きていく強さがまだ私達が伸ばせるところやと思ったんです!
一生懸命いろんなことをやるんだけど、もっと一生続けていくためにはベースとなる気持ちの強さをもっとしっかり身につけてほしいなと思います。やっていることはフィールドスタディーに行って文章書いて論文書いてってことなんだけど、それらを通じて気持ちの強さをつけるといったことを意識したい。

井藤先生:SGHのプログラムとして具体的には四段階あって、まず自分で課題設定して一人でやっていくよね。一人一つのテーマを持ってね。
  1. 自分をよく知る、次に他の人とコミュニケーション取って自分の意見をちゃんと出すレジリエンス
  2. 相手の意見も吸収するレジリエンス
  3. 課題を突き詰めるレジリエンス
  4. そしてそれが何か世の中の役に立つ解決方法にしていくんだという気持ちを高めるレジリエンス
実際にやることはフィールドスタディーに行くとかペーパーを書くということなんだけれどもその中でみんなはこの4つの力を身につけてほしい!

ふみか:その問題解決能力を養う、問題を解決するにおいても、やっぱり前提にはレジリエンスがすごい必要やなと思うから、すごく良いことですよね!

田中先生:そのレジリエンスを理解するためにはその解決能力って言ってることの逆って何って考えたらいいんですよ。なんやと思います?
…それはね、答えを教えてもらうこと。答えを教えてもらったら解決しようとせえへんやん。教科書に載ってる知識を覚えると、答えはいっぱい頭に入るかもしれへん。でも新しい問題に対して答えは絶対教科書には載ってないですよ。 

ふみか:なるほど!SISを卒業していく、私たちですね。SISで学べることをたくさん吸収して世の中で活躍できる人に!

田中先生:その人材をここで育ててるやん。


グループ活動あるあるのお悩み解決!「人それぞれ。」で全部片づけていいの?
こうき:グループで動いている中で、最終的には自分の主張は通らず相手の主張が通って、思い通りにならなかったとしても進めていかないといけないことになるときがあります。そのときどういった姿勢で臨めばいいかお聞きしたいです。 

井藤先生:先ほど話した4つレジリエンスのうちの2つ目ですよね。先生の言うことをノートに書いて、それをテストでどれだけ表現できたらいいかで良い成績付くかが決まるっている勉強スタイルと今学んでいるスタイルは全然違うよね。
自分の意見も言う、人の意見を聞く。そんな中でどのように折り合いをつけていくかっていうとこまで、このプログラムには入ってますよね。どうしたらいいかの答えにたどりつかなくてもいい。問題はそこじゃなくて、そういう経験やプロセスを今どれだけ色んな形で違う形で経験するかに意味がある!


田中先生:今も毎日の生活そのまんまやん。上手いこと行かないじゃないですか。でしょ?

こうき:はい。そうですね…なかなか難しいです…

田中先生:思い通りに行かないよね。例えばOISと一緒にやってることで文化の違い感じるでしょ。SISとOISの分け方では足らないくらいの、色んな色んな考え方の人と一緒に生活をしているから、中々思い通りにはいかない。それが僕らの日常。日常から、自分とは考え方が違う人とやっていく方法を学んでた。
それはレジリエンスを鍛える一つになりうる。いやになるけど、また次の日になったらがんばってもっかいなんとかしようとしてみる。うちのこたちは多分この学校にいる間ずっとやってるんだと思いますよ。  

きほ:確かに。様々なバックグラウンドを持った人たちと学びを共にしているからこそ鍛えられる部分は大きいですね。

田中先生:ちなみにレジリエンスって最近ははやりでね。地球問題の国際会議でも出てくる。できたときに学校が目指そうとしたのは大学に入るための学校じゃなくて、大学あるいはさらに社会に出てから役に立つ、そこに繋がるような教育をしましょう。そういう人を育てましょうって。それってじゃあ何なん?
…問題解決能力ですよ。色んな仕事してるときに課題に対してじゃあこうしようって提案できる人。世界中は戦争とか紛争とかテロとか色んな課題がありますよね。そういうことにたいして君たちは世の中に出てもっと力つけて、そういう課題を解決していく、レジリエンスな力を持った人たちが出てくるのが一番いいんでしょうね。良い学校やと思いますよ、ここ。




5リスペクトが秘めた世界を平和にする鍵とは
田中先生:5リスペクトはね、すごいなと思った。

ふみか:他の学校にある校則とはかなり違いますよね。5つのことをリスペクトするように、とスケートボードとガムが禁止。

田中先生:あれなんでできたか知ってる?開校するときに決まりって作れないことに初めて気づいた。あぁ、こういう学校ではあの日本風の校則っていうのは作れないんだって。その気付きから始まってん。
5リスペクトでなければ世界がっていうかここの学校の中で一つになれない。実はそういう精神が世界をつなぐんだ。これが良いとか悪いとかの価値判断ではなくて、人を大切にしますっていうその価値判断を共有できたら、それが本当にできたら世界は平和になるわけでしょ。そう考えると5リスペクトというルールはすごいよね。

こうき:確かに。違う価値観を持った人との共存方法をここで試して練習しておいたら、世界を平和に一歩でも近づけられるかもしれないですもんね。


先生たちもレジリエンスを持って探究!生徒もいつのまにか…!?
田中先生:何年経ってもね、OISの先生と職員会議してるでしょ。こんなんしようやっていったらそんなん無理って言われて。そこ引っかかるん!?っていまだに発見あるけどね。みんなにとって一番いい形を探すのってそう簡単ではない、でもそれを絶えず探しながら今でもやってるよ。それ凄いと思うわ。でみなさんもやってきたかなって。 

ふみか:気付かない間に!

田中先生:やってきたし、これからもやってほしいですよね。それが学べる場所だよね。答えが僕にあるわけじゃない。君ら自身がそうやって模索するなかで見つけるっていう体験してくれて。
学校はまたそれで少し一歩前に進める!そうやって繋がっていくんや、そうやってお互い理解していくんだってことをここでは学べるんですよ!


SIS生にメッセージ!
こうき:では最後にSIS生にメッセージをお願いします!

田中先生:メッセージ、難しい…

ふみか:メッセージや、ずっと進化し続けてるけどどう進化させて今後進化を繋げていきたいとか、その進化するにおいて私達生徒にどういうことを求めてるとか。 

田中先生:じゃあ僕から先に!去年からSGHのプログラム始まったじゃないですか。これもSGH自体も手探りで答えが無い中で僕ら自身が課題問題解決型でやってきて、一個一個やってきたわけです。 

きほ:去年からSGHの授業でどう行うか先生方も試行錯誤で行っていますよね。

田中先生:去年一年やってみて思ったんはSGHの授業の成果が期待以上、本当に大きかったんです。こんなにみんな生徒変わるんやって。本当に課題を見つけてそれを解決していくっていうことをやってもらうようになったら、それがこのやってた人たちがめっちゃおもしろいって!もっと知りたくなったって!
そういう言葉をどんどん出すようになっていったんを見て逆に教師である我々が、仕掛けてる方の我々が、凄いなと思ってちょっと感動してたんです!何をきっかけに参加した生徒が動き始めたのかを知りたいと思ったし、それを活かしてこれからのプログラムにしようと思った。それが今次の世代その次の世代に繋がっていこうとしてんねん。

きほ:私はそれに参加しましたが本当に自分は大きく変われたと思います。興味を持つようになった分野も増え、なお自主的に取り組めるようになりました。その変化を他の生徒たちにも伝えていくことは本当に大切なことだと思います。 

田中先生:でも実際めんどくさいよね。論文書けとか、あれせえこれせえとかいっぱい課題が出てくるから。でも!これはやったらやっただけのことはある!結構そのやった人たちだけは分かってると思うねんけど、やっぱりやってみて損は無いよ。
やっぱりこういう学び方やっとくのは本当に大事やったんやなっていうのを今すごく感じてる。だから生徒のみなさんへのメッセージっていうのは、まあ、信じてやってみって。だまされた思ってやってみ!そしたら本気でやればそれだけのものは返ってくると思うよ。それは皆さんのこれからに絶対役に立つと思う。

井藤先生:それに加えて別の角度から言うとSGHのみんなの生徒のテーマ設定のタイトルとしてより良い、より平和な世界の構築っていうのがある。
より平和な世界を創ることっていうのも意識してほしい。世の中もっと私たちの住みやすい場所に自分のためだけじゃなくて他のどこかの誰かのために、ということも意識してほしい。
色んな違う意見の人違う国籍持った人、違う文化の人に対して、世の中が優しくなくなっていってるんじゃないかっていうのが、すごく今心配ですよね。

ふみか:はい。違う国籍を持っている人に対して偏った先入観を持ってしまうことで違う国籍の人がすごしにくくなることもありますからね…


井藤先生:私たちは自分と違う人、自分と違う文化を持った人、自分と違う環境で育った人、自分と違う言語を話す人、色んな人に対して地球市民として向き合いたいですね。
SISを卒業していく人は、地球市民という士気で世の中生きていける人。
このプログラムを通じてこの心意気を高めてもらいたいです。それが周りまわってあなたたちの豊かで幸せな人生につながると信じているからです。 

きほ・ふみか・こうき:有難うございました。

【参加者募集】第2回 ビジネスプラン・コンテスト対策講座

8:50
SIS高校生の皆さん

2回目の『ビジネス・プラン・コンテスト対策講座』(要予約) のご案内です。

講師は日本政策金融公庫(政府系銀行)のスタッフさんです。
今回の講座では、皆さんがアイディアを持ち寄り、
具体的にどのようにプランを作成するのかという事を行う予定です。
少しでもビジネスに関心があったり、将来起業してみたい!と思っている方は是非ともご参加下さい。
参加費は無料です。前回参加されなかった方も大歓迎です。

日程は未定ですが、4月上旬〜中旬頃を予定しています。

参加をご希望の方は、10年宮脇昌志 または津高先生まで、メールにて連絡してください。メールアドレスはSIOSメールで確認してください。
皆様のご参加をお待ちしております。

第2回講座 世話人 宮脇昌志(10年2組)

日本政策金融公庫ビジネスプランコンテスト https://www.jfc.go.jp/n/grandprix/



【Coming Event】ミューレンバーグ大学×SOIS 『リベラルアーツ交流ゼミ』

11:14


ミューレンバーグ大学はアメリカ・ペンシルベニア州のリベラルアーツ大学です。



このリベラルアーツ交流ゼミでは、アメリカ・ミューレンバーグ大学でまなぶ大学生とWEBでディスカッションを行い、
最終的にはミューレンバーグ大学の学生がSOISを訪れ、直接の交流を持ちます。
言語は英語です。特にレベルの制限は設けません。
  ディスカッションテーマ
“Sustainability”「持続可能性」 ・ “Religion”「宗教」


アメリカの大学生と一緒に学べる貴重な機会!
そして、リベラルアーツに興味がある人、理系も文系も好きな人、
理系も文系ももっと好きになりたい人、
アメリカの大学生活ってどんなのか知りたい人…みんな大歓迎。
情熱をもってこのチャンスを楽しんでみませんか?
成長できること間違いなし。



スケジュール
4/11(火)8:40 AM:ミューレンバーグ大学学生・教授とビデオ会議(自己紹介)
4/11~5/15リベラルアーツ交流ゼミ専用WEBで意見交換(ビデオなどを使用
5/24or25ミューレンバーグ大学学生・教授がSOISを訪問、歓迎イベント


挑戦してみたい人は3/10(金)正午までに
津髙までメールをください。 


ミューレンバーグ大学×SOIS リベラルアーツ交流ゼ参加希望と名前を明記すること。

『村田ゼミ×千里国際合同ゼミ』(募集は終了しました)

9:13
『村田ゼミ×千里国際合同ゼミ』
来学期のイベントですが、まもなく準備が始まります。

『村田ゼミ×千里国際合同ゼミ』 4月8日(土)9:00~13:30
会場:関西学院大学 上ヶ原キャンパス 大学院1号館 209教室(36名収容)

内容:総合政策学部でも人気の村田ゼミ。20年以上国連開発機構での経験をもつ村田先生は、「ケースメソッド」を用いて世界で起こっている開発の問題を、リアルな形で教えてくださいます。
ゼミでは事前課題に取り組み、自身の考えをまとめ、SISから参加する生徒で「千里国際ゼミ」としてディスカッションを行い、村田ゼミとの合同ゼミに備えます。
村田ゼミには3回生8名、4回生5名 総計13名が所属しています。途上国の教育問題がテーマになりそうです。

村田先生はSGH1年目の2015年から、SISを応援してくださっています。

もと国連開発計画駐日代表の村田先生と村田ゼミで学ぶ大学生と、ディープな議論に参加してみましょう!大変だけどそれだけのことはあります。
これはかなりヘビーな挑戦です。さぁ勇気をだして、あなたの人生変えてください。
挑戦希望者は 2月20日(来週の月曜日)までにSGHの津高先生に、メールまたは直接申し出てください。

村田俊一 関西学院大学総合政策学部教授(前国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)事務局次長)
関西学院大学法学部政治学科卒業。米国ジョージワシントン大学院修士課程修了(国際政治経済専攻)、同博士課程修了(リサーチデザイン、計量政治経済、東南アジア諸国連合専攻)。その後ハーバード大学大学院ケネディスクール管理職特設プログラム修士課程修了(組織管理学専攻)。
国連開発計画(UNDP)ウガンダ、エチオピア、スーダン、中国、モンゴル、フィリピン等の各常駐代表事務所での勤務を経て1999年よりブータン常駐代表兼国連常駐調整官に就任。2002年より関西学院大学総合政策学部教授、2006年よりUNDP駐日代表、2011年より国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)事務局次長を歴任した後、2015年秋学期より関西学院大学総合政策学部特別客員教授。

【参加者募集】『SGH甲子園』に行ってみよう!

9:02
『SGH甲子園』
正式名称は『全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会』
関西学院大学、大阪大学、大阪教育大学、早稲田大学が文部科学省から委託され(頼まれて)実施しているプログラムです。
SISからはポスター発表部門で、藤原理七さん、中村彩菜さん、中山文花さんが発表します。
生徒の皆さんの見学をおすすめします。特に4月から本格的にSGHプログラムが始まる10年生には、レベルの高い研究報告をみて自分の目標を持つことも大切だと思います。


3月19日(日)10:00~17:00関西学院大学上ヶ原キャンパス 参加自由です。

ビジネスプランコンテスト対策講座

19:23
3月2日(木)4:00~5:30 
日本政策金融公庫の中谷さんを講師にお招きし、ビジネスプランコンテスト対策講座を開催しました。

参加したのは10年生14人、11年生1人。生徒の自己紹介では、社長になるために参加したなど、頼もしいかぎりでした。

講座は、金融公庫がどんな仕事をしているのかという紹介から、ビジネスアイデアの発想をどう持てばよいか、最後に実際にビジネスプランを考えてみて発表しあうワークショップを持ちました。1時間30分があっという間に過ぎてしまう、中身の濃い内容でした。

終了後は生徒たちが中谷さんを囲み、この講座の続きをして欲しいとお願いしていました。参加希望者を生徒たちが募り、4月に続編を開催することをお願いして、終了しました。2017年のグランプリをめざすそうです。
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