気候変動フィールドスタディ2018

気候変動問題を理解して、一歩でも解決へとちかづけるために。
そんなテーマに関心を持った9名の生徒が参加し、
今年も 2018年7月3日(火)~5日(木) に
2泊3日で気候変動フィールドスタディを実施しました。

今年は全員男子の気候変動チームでした。
メンバーの興味もさまざまで、
核融合の可能性、
石炭火力発電をめぐる見識の違いをどう乗り越えるか、
地域に合った再生可能エネルギー、
気候変動のために高まる防災のあるべき姿
など、多岐にわたりました。

初日は、茨城県つくばで昼食後、国立環境研究所に伺いました。
地球温暖化研究棟前で長旅の労をねぎらい、

国立環境研究所 江守様に気候科学・国内国際社会の動きについて解説いただきました。


J-POWER磯子火力発電所を見学・中山様に日本の電力需要を満たす際に重要な点を教えて頂きました。

株式会社レノバでは、再生可能エネルギーの開発に焦点を当てて上地様・窪田様に実際のストーリーも交えて教えていただきました。

Climate-KICの藤井様には、事業についてのお話しに加え、実際に支援されている気候変動問題にアプローチするスタートアップ事業についても紹介していただきました。

WWF山岸様にはNGOとして大切にされている事や国際交渉の場での動きや感じられていることについて教えて頂きました。

経済産業省の北村様・柿木様には日本の経済産業省として大切にされている事を、後にも役立つ資料とともにお話しいただきました。

フィールドスタディでは一緒に学んだ9人でしたが、
8月末から始まる秋学期では、個人の研究テーマをもとに
課題研究を始めていきます。

今回、各訪問先で8名の方々にお世話になりました。
講演以外の時間帯には、伺って初めて分かったこともあったと皆で話していましたね。
普段なかなかお目にかかれない方々と、直接お話しできた経験から、参加生徒は興味を深めたり、探究心を目覚めさせたりしています。

地球に住む全員が気候変動問題によって影響を受けます。
今生きている人だけではなく、これから生まれてくる人たちも、そうです。

参加した生徒の皆さんは、
ぜひ、若者の視点、感性を生かして、課題研究を進めていってください。
健闘を祈ります!

引率教員も探究心に火がついています!(津髙)

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