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リカタビ。2017 名古屋大学に行ってきました!
名古屋大学 宇宙地球環境研究所
松見 豊 教授 研究室
大気環境に関する生徒発表・授業・実習・見学
名古屋大学 物質科学国際教育センター
(理学研究科物質理学専攻 光物理化学研究室)
菱川明栄 教授 研究室

松見 豊 教授 研究室
大気環境に関する生徒発表・授業・実習・見学
名古屋大学 物質科学国際教育センター
(理学研究科物質理学専攻 光物理化学研究室)
菱川明栄 教授 研究室
この活動では, 昨年度と同様に名古屋大学宇宙地球環境研究所において見学や実習を体験しましたが, それにむけて2週間前の11月30日(木)に最先端の地球環境観測研究についてワークショップと, 自ら行なう科学研究の解説を同研究所の松見豊教授をSISにお招きし行ないました.
生徒たちは, 11月30日(木)に地球大気環境の解説の後に渡されたPM2.5測定装置を用い, 本校のみならず通学路や自宅近辺において2週間大気観測実験を行いました. その観測結果は名古屋大学訪問時に研究所の専門研究者に向けて発表させていただきました.
12月18日(月)の名古屋大学宇宙地球環境研究所での見学・実習参加者は, 生徒は11年生男子1名, 11年生女子3名, 10年生女子2名の計6名, 引率は男性教員1名で, 総勢7名で活動となりました.
訪問日程は日帰りで, 午前10時から午後5時まで名古屋大学に滞在しました. 取材は参加者全員がひとつのグループで行いました. 名古屋大学宇宙地球環境研究所の松見豊教授の研究室においては, 地球環境に関する授業・実習・見学を行いました. 名古屋大学物質科学国際教育センター(理学研究科物質理学専攻 光物理化学研究室)では, 菱川明栄教授から「化学反応している分子は見えるか」という最先端の研究内容をうかがうい, 実験室見学のあと大学院生と必要な学習についての議論をすることができました.
生徒たちの観測結果の内容は, 学校内外での15地点でPM2.5量を数秒間隔で測定し場所によるPM2.5の量の違いや差を知ることによって, 改善するための対策を考えるというものであった.「地下鉄や人混みの中はPM2.5量が増加し, 特に乗車人数が増えるとPM2.5の値が一気に高くなった」という結果から, 「政府は国民にどこからどのぐらいPM2.5が出ているのかを知らせる必要がある」と結論付けました.
昨年度からの試みである, 本校での大気観測実験を生徒たち自身が考えて行い結果をまとめて発表したことは, 彼らにの学習に大きなプラスとなりました. そのため名古屋大学でのディスカッションも有意義なものとなました. また昨年同様, 普段の学校ではできない実験が用意されるので, 貴重なスキルを身につけることができました. 見学では, 昨年同様に第一線の研究者と身近に接し話ができたことによる刺激がやはりたいへん大きいようでした.
今回引率した生徒たちは英語能力が高く海外志向も強いので, 国際協力の重要性とその苦労を知る「ホンモノ」の研究者から「今」の研究を通してうかがい知ることができたことは大変有意義でありました. また, 物質科学国際教育センターであり光物理化学研究室の大学院生も語学堪能な国際人であったことから, 非常によい目標になったのではないかと思われ, 今後の発展に期待ができます.
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