行政的アプローチチーム、FS行ってきました!

去る11月22日〜24日に、「国際貢献:行政的アプローチ」チームは東京へField Studyに行ってきました!

このFSチームは、様々な国際機関を訪問し、第一線で活躍する専門家にインタビューを行い、「より良い国際貢献とはどうあるべきか?」を考えます。

この訪問までの数ヶ月間、生徒たちは10回程度の事前学習を行い、訪問先の情報を調べ、ガイドブックにまとめたり、各自の興味に応じてリサーチをし、発表などを行い、お互いに国際貢献の方法や問題点などについて理解を深めてきました。

1日目(11月22日)
この日は、Save the Children様に訪問し、国際NGOとしての国際貢献についてインタビューをさせて頂きました。「行政的アプローチ」だからと言って、全ての訪問機関を行政機関にしてしまうと、その役割を理解しづらいかもしれません。そのような理由から、行政とは違ったアプローチであるNGOとしての活動に着目しました。

 生徒たちは、国際NGOならではの現地での実際の活動の様子、苦労などを聞き、より現実味を持って、国際貢献を考えるようになってくれたようでした。

2日目(11月23日)
この日は、午前中に長年JICAの専門家として活動されておられる田坂興亜さんのお話を伺いました。特にタイでの理科教育、ブータンで有機農法の実践からは、日本の技術力の高さや有効性を知ることができました。と同時に、日本の国際協力の弱点についても長年の経験からお話をして頂き、日本の国際協力の課題も知ることができました。

午後は、開発コンサルタントをされておられる相馬真紀子さんのお話を伺いました。相馬さんは開発の専門家として、JICAの行うプロジェクトにアドバイスを行ったり、プロジェクトの評価を行う傍ら、自らも今までプロジェクトを行っておられる方です。相馬さんからは、コンサルタントの仕事内容、どのような支援が現地の人々にとって良いのか、などをお話頂きました。また、他の国際機関の強みや弱みについても、他国の国際協力の方法と比較しながら指摘して頂きました。
そして、この夜は、一緒に東京に来ていた「ソーシャルビジネスアプローチ」チームと合同の発表会!まず、生徒たちは、お互いが学んだことを発表。そして、お互いの共通項や関連性について、相関図を作りながら議論をしました。このことを通して、一見、全く違うアプローチのチーム同士に実は多くの共通項や似たような問題点があることに気づいてくれたら幸いです。



3日目(11月24日)
最終日は、国連大学内にあるUNDP(国連開発計画)様にお邪魔しました。
所長の近藤哲夫さんから、特に、SDGs(Sustainable Development Goals)について詳しくお話を頂きました。また、近藤さんご本人の、今まで世界の様々な国で第一線として国際貢献に携わってこられた経験を伺うこともできました。アフリカの国で大統領と直接会談し、女性の若年出産の支援策を考えた話は、国連ならではの壮大な話でとても印象的でした。また、近藤さんから最後に、本校のSchool Missionである「Informed, Caring, Creative Individual Contributing to a Global Commmunity」は国連が求める国連職員像にとても合致している、というお話をして頂き、「あなたたちに是非、この世界をより良いものにしてもらいたい」という熱いメッセージも頂きました。このメッセージに教員の私も生徒たちも強い感動を覚えました。早速、これから本校でもSDGs達成に向けた取り組みを具体的に考えていきたいと思っています。


3日間を通して、生徒たちは非常に積極的にインタビュアーとして発言をすることができました。また、日を追うごとに質問の質も向上し、より深い学びに繋がっていたと思います。そして、このField Studyを通して、この国際貢献に最も重要な考え方である「それぞれの機関が単独で行う貢献には限界がある。一方、それぞれがお互いに協力することで貢献の質や量は無限に広がる」ということに自ら気づいてくれたのではないかと思います。

今後の彼らの学校内外での活躍に期待せずにはいられません!
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